1月30日
中国のLenovo(聯想集団)は、2004年12月に、IBMからPC部門を12億5千万ドルで買収。その約10年後の2014年1月30日、今度はGoogleから、同社の携帯電話端末部門であるモトローラを29億1000万USドルで買収。2006年、レノボは中国政府(間接的にレノボの27.56%を保有してる筆頭株主)の影響力のおよぶ企業であることから、米中経済安全保障検討委員会がレノボのPCを米国政府機関が使用することに懸念を表明しましたが、今回のモトローラの買収で、米国内携帯電話事業にも参入することとなる。
1月26日
東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉第3回会合が2014年1月20日~25日、
マレーシアのクアラルンプールで開催された。今回の交渉では関係16カ国が2015
年末までの交渉妥結を目指し、物品貿易、サービス貿易、投資分野の技術的議題
をめぐり引き続き協議を行った。広範囲にわたる交渉を進展させるため、知的財
産権、競争政策、経済・技術協力、紛争解決の四つの分野で作業部会を設けるこ
とで合意したほか、一部のメンバー国が提案した新しい分野につき情報交換を行
い、知的財産権、サービスと投資に関するワークショップを開催した。RCEP交渉
第4回会合は中国で開催される予定で、具体的な日程は今後の協議で決まる(商
務部)。
1月20日
国家統計局は、2013年の実質GDP成長率を7.7%と発表した。前年に続く8%割れ
だったものの、目標である7.5%前後は達成し、中国政府は安定成長を遂げたと評
価している。寄与率は消費が50.0%、投資が54.4%、外需がマイナス4.4%と、
投資の寄与が目立った。四半期ベースの成長率は、第1四半期7.7%、第2四半期
7.5%、第3四半期7.8%、第4四半期7.7%と、第4四半期は伸びが前期比0.1ポ
イント縮小した(国家統計局、1月20日)。